【教育トップセミナー2019.6.20】 親の意識を変えると、子どもが大きく変わる 現役ヴァイオリニスト辻英子先生

教育トップセミナー【親の意識を変えると、子どもが大きく変わる】 戦略的に関わる子どもの情操教育

Tickle Tickle Inernational Music School 主宰

セミナーで持って帰っていただきたいこと

ヴァイオリンの先生の視点から見た、おうちで親が取り組んでいきたい教育 お金の概念を持ちながら子供が習い事に取り組むということ

対象

お子様の教育や情操教育に熱心な親御さまや、お子様に最善な環境を整えたい親御さま向け

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【講師プロフィール】

辻英子先生

3 歳よりスズキメソッドでヴァイオリンを始める。

大阪音楽大学音楽学部器楽学科卒業。

(英)トリニティ音楽大学ディプロマ修了。

大阪音楽大学付属音楽院講師、等団体等に積極的に携わっている。

現在の活動としては、【フリーランス活動】と【ティコティコインターナショナルミュージックスクール】@尼崎市園田を主宰。

ご自身が経営されている音楽教室は、兵庫県内数カ所にて、英語でレッスン&リベラルアーツ教育を受けられる 0 歳からのインターナショナルミュージックスクール。

生徒家族からの厚い信頼を受け、幼少期から音大受験生まで長きにわたり子供達の成長に寄り添う。日本人のみならず英語ネイティブ生徒達も遠方からも通う教室を実現。

代表のほか、ハイレベルなバイリンガル演奏家達が指導にあたる。

【活動実績】

『千の音色でつなぐ絆プロジェクト』にて TSUNAMI VIOLIN を演奏するなどイベントや講演など実績多数。

3 歳からヴァイオリンを始め、 『親の意識を変えると、子どもが大きく変わる』というご自身の実体験を活かし 現在演奏家としての活動だけでなく、後進の指導にも力を入れた「ティコティコインターナショナルミュージックスクール」主宰の辻英子先生をお招きしセミナーを開催しました。

6 歳(1 年生)の娘さんの母親でもある辻先生。 参加者の方に話しかける様子は、和やかで親しみのある先生のお人柄が最初から感じられるようでした。

さっそく先生のヴァイオリン演奏からスタート。 曲目は「童神」。大切な大切な子どもが生まれたお母さんが我が子をいつくしむ気持ちが歌われた曲とのこ と、みなさん目を閉じて、それぞれお子さんへ思いをはせながら聞いていらっしゃいました。

 

こんなに近くで本物のヴァイオリンの音色を聴くのは初めての経験でした。 ほんの少しの時間でしたが、スッと響く音が優しくて、さっそく帰ったら子どもに優しく接することが出来 そうな気持ちになりました(笑)

教室のお話、教室で行っていること

しかけ、を大切に

子供向けのレッスンもあれば、0 歳から介護の癒しのためにバイオリンを習う人まであらゆる年代の人に向 けてレッスンを行っている

お話するようにヴァイオリンを弾こうと伝えている

トップのクラスの子どもたちを育てるのは、ハードに練習するのだけではない 何を、どんなふうにやるのか、を繰り返し植えつけていく どういう目的で、どんな気持ちで?と深く掘り下げていく 直に感情やイメージを聞いて、感情が生まれれば、それが形になっていくのが習い事であり教育である

実はしくじり先生?

たくさんの先生に習って、たらい回しのようにきた もっとじっくり取り組める環境がよかったと今となっては感じているそうです。

演奏家であり経営者

育てるという個人レッスンと収益というビジネス、二つを分けて展開。

経験から得た辻先生の視点

母親は中学校の先生、ピアノの講師だったことから小さなころから右脳・耳を鍛えることに熱心で(七 田)、暗譜、楽譜を見なくても聞けば弾けるようになった

母の方針のもと、小学校入学前に九九は暗記(3 歳ごろ) →大人の概念は捨てる

子どもはコンスタントに脳に記憶が入る

大人は忘れるが、子どもは覚えられる

出来ないんじゃないかという概念は大人のもの、子どもに対しては要らないと感じている。

音楽の世界に入れば落ちこぼれだった。=スズキメソッドでは音楽の世界では通用しない 恐怖のレッスンの日々、「才能がないのでやめた方がいい」と言われるも、母親はわが子を観察してきて、

「天才でなくても、やれば出来る」と感じていた

実際本人が「私、ヴァイオリン出来るかも」と感じたのは大阪音楽大学へ進み、卒業を迎えた23歳ごろ

<教訓>

鈴木メソッドと音楽教育は違う、 使い方、使う場所が重要である

ピアノとバイオリンは違う。→母の遠回り

育った環境から得た独自のメソッド

辻先生の実家は 400 年続く家で、父側の実家も早々たる進路・職業で、すごい人たちが親戚にいるという環 境だったそう。

辻先生は、姉兄弟 4 人の長女で、4 人 4 様、みんな性格も全然違う中、やはり親の期待が大きい長男長女は 委縮していたように感じていた。(長男は圧力がかかって?身長が伸びなかったのではないかとw)

家族・親戚を見ていて「育て方」だな、と感じたそう。

辻先生の母親は、男・男・母の 3 兄妹だったため「もっとお母さんにいろいろやってほしかった」と感じて いて、女として家でずっと出来る仕事を選んだ

音楽は男女対等、

趣味としてもいい、

周りの人を癒すことが出来る 習い事には内容を求めるだけのではなく、どう利用して生きてきたか、その子をどう使うか 自分にとって一番いいところを見つける(音楽でなくても)

・「これ」というものが決まったら、親は終わり時を頭に置いておく

ここで参加者の方にアンケートを行いがてらの自己紹介タイム。

 

 

■質問

『今まで習ってきたことは、今の私の 何%?を占めている?』

■回答 「100%」「50%」「30~20%」

→100%の人は仕事に生きている →50%勉強の部分が大きくてそれなりに生きている →2~30% 日常生活にちょっとちらほら

■先生からの質問その2 ▷白髪染めをしたいとき...あなたはどの店に行きますか?

1雰囲気は 0、近くて早くて安い

2電車で 30 分くらい 高い 空き時間がない、自分のことを分かってくれる いない 3雰囲気がいい、近所、一般的、もてなしがある、ある程度のクオリティ

▷じゃあ、髪の毛をショートボブにするときは?

2と3の回答が多かった

→失敗したくない、技術が必要だと思った

有名 予約がとれない 間違

この結果から伝えたいことは・・・

➡お金のかけ方、何をさせてあげたいからかを考えて、習い事を選ぶのが大事

習い事を選ぶ5つのステップ

1)きっかけ

2)業界のリサーチ

3)現実問題の整理

4)実際に教室に出向く・体験

5)入会

何がいいのか、は一番分かっているのはお母さん。

子どもを観察すること。

おせっかいのお母さん、世話好きなお母さん、どっちがいい?

→距離感が大事!

選ばない・敢えてやめることで、見えてくることもる

1)習い事はじめは 1 か月で成らず、習わせたいな~と思ったのはなぜか

こどもの興味は移ろいやすい、家で熱中している姿がその子の本来の姿で、その方向に興味を持てばO K、何かを見てあこがれたりしたときその上手な人憧れる人はどんな人か、興味を抱いた時のイメージ を崩さない、放置しない、忘れない

2) じゃあその業界に入れたとき、どんな道が待っているのか お金の感覚(その家の感覚ではなく一般的な概念で) この子をどうしたくで習っていきますか その業界のルートをリサーチ こどものためにやったことで芽を摘まないように 等

3) スケジュールの問題...先に条件を決める、条件が合わない時点でフタをする、それが将来のため 今の ことを考えて安易に初めてしまわない、将来を考えて

4) 何も知らない顔で行く、他のお母さんを見る、この教室が排出している子たちを見る

何のためにするのか、お遊びなのか、競争があるのか 大会の前 お母さん同士の関係同じ方向を見て いるか

例)新体操...フェアリージャパンを観察、足の大きさで選手を選んでる、将来は?

教室がどのくらい勧誘してくるか 断りの言葉を考えておく「主人と相談します」、×「本人と相談します」...親の主体性を持って ある程度吟味して体験に行っているため、よっぽどのことがない限り OK

見極めるポイントは、「その子によってかかるストレスは違う」からその部分ははお母さんにしか分か らない

  5)入会、本物のプロはこういう世界だよと味あわせながら習う

余談)先生の教室では、講師の先生の演奏会が第一優先。一流の音楽家を育てる人は、一流であるべきと いう考えから。 子どもがあこがれる、こういう風になりたいというイメージを持ってもらうことを大切にしている

ここで少し辻先生のイギリス時代の話がありました。 先生がなぜ英語が出来るのか、という思春期時代のお話もとても貴重なものでした。

ヴァイオリンは習い事で「親に敷いてもらったレール」。好きなことは「英語」。

英語が好きだったと話す辻先生。 英語に関しては親の干渉はなく、勝手に自分から習うようになり、海外の映画、俳優に夢中だった思春期時 代。英語の幅を増やし広げたことが今になって活きている。

(習うだけではだめ、使わないと!と強烈に実感した事件もあったり)

本当に興味のあることはどんどんやらせてあげたらいい

おうちでやっておくといいこと

●トドラー

おうちでは電子音の鳴るおもちゃは控える、

耳が大切、生まれる前から動いている器官

供にとって一番心地いいのは母親の声、下手でも歌ってあげて欲しい

ヴァイオリニストの耳にするには、3~5 歳までの耳にかかっている

8 歳を過ぎると耳を鍛えるのは難しい(参考:ミュージックトゥギャザー)8 歳までに音痴は直せる 鉛筆を持つ練習をしておくとよい、強く、速く→頭の回転が速くなる

絶対音感って必要か?

なんのために必要か?

次第に消えていくもの

音楽の道に進むなら必要だが

音楽に真面目に向かえばついてくる

●1 歳半からひらがな読みを始める

絵を描く、運筆も速さが大事

指先は神経が集中している 指先の衝撃で覚えるので力もいる→楽譜を読むスピードにつながる。

子どもの頭は速い

何を与えたらいいか悩むが、大人の概念は忘れて、子どもに向き合う

子どもが喜ぶポイントを探す

目に見えるゴールを設定してあげる

やる気を引き出すために、子どもの気持ちを同じ気持ちになる

大人と同じような切り口で

おうちでの心がけでスタートラインが変わる

●3 歳以上

レゴと LaQ はおすすめ。百人一首もいい これはやったらダメということだけには厳しく、けじめを教える →攻撃や叱責に慣れていない大人を作ってしまう

ルールを守らせる

よその子と比べない

「この子が得意なことは何か」で生きていく

自分の口で自分の言いたいことを順序だてて話せるようにする

子どもが生き生きと伸びる道へ向かわせるために

・好きなことであっても、子どもは気分屋。練習しなかったらどうなるか、をおもしろく言う ・大人は演じる、演じ切ること ・その先生がどのくらい引き出しを駆使して指導してくれているか、を見る ・教える側もお母さんへの信頼が必要

親も人間、イラっとするときもある。 一番大切なことは何か。 本当に大事なことは前を向いて進んでいけるかどうか

子供にとって本当に役に立つ習い事は?

自立・たくましくという意見が多かったが、辻先生の考える習い事に求めることは...

努力出来る

人から愛される

クリエイティブ

シェアできる人格があるか

習い事、自分にとって大事なことに努力することに意味はあるか

そこに逃げ場がある、自分にとっての輝ける場所

絶対的な自分に能力があると、その子は大丈夫

敢えて、ヴァイオリンを薦めるのは...

特技として希少価値がある(笑

趣味として長く続けていける、女の人は家でも出来る

人と集まれる、集まって演奏できる

人を癒すことが出来る

そういうすべてのことを含めての、「習い事」である

以上: 「書く」仕事研究所 藤本亜希子さんがレポしてくれました!

 

<セミナーの感想>

現役ヴァイオリニストに聴く『戦略的な情操教育』【教育トップセミナー6.20】
嵐の中のカシ丸
聞き逃したあなた。ぜひオンラインでどうぞ!!

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